値の評価と表示

変数宣言もできて次は値にどのようなものがあるのかを見ていく前に、 値をどのように評価するかについてです。

値の評価とは、 次のような入力を評価して結果を返すことを示しています。

  • 1 + 1 という式を評価したら 2 という結果を返す
  • bookTitle という変数を評価したら、変数に代入されている値を返す

Node.jsのREPL(read–eval–print loop)やブラウザの開発者ツールのコンソールは、 入力した内容を評価した結果をすぐさまコンソールに表示します。

REPLなどは自動で評価結果のコンソール表示まで行いますが、アプリケーションコードで勝手に評価結果を表示されることはありません。 あくまで自動表示はREPLの機能なので、アプリケーションコードではコンソール表示するためのAPIが存在しています。

Console API

JavaScriptの多くの実行環境では、Console APIがコンソール表示を行うAPIとなっています。 console.log(引数)の引数にコンソール表示したい値を入れることで、評価結果がコンソールに表示されます。 次の例では "JavaScript" という文字列を評価した結果がコンソールに表示されます。

console.log("JavaScript"); // => "JavaScript"

文字列の表示結果はそのままの文字列です。

次のように引数に式を書いた場合は、先に値を評価してから、その結果をコンソールに表示します。 そのため、1 + 1 の評価結果として 2 がコンソールに表示されます。

console.log(1 + 1); // => 2

同じように引数に変数を渡すこともできます。 この場合も、まず先に引数である変数を評価してから、その結果をコンソールに表示します。

const total = 42 + 42;
console.log(total); // => 84

Console APIは原始的なプリントデバッグとして利用できるので、 「この値は何だろう」と思ったらコンソールに表示してみることで解決する問題は多いです。

また、JavaScriptの開発環境は高機能化が進んでいるため、デバッガーを使うことで、 コードにconsole.logメソッドを書かなくても値を見ることができます。

この書籍では、コード例において評価結果を表示する場合はConsole APIを利用していきます。

また、すでに何度も登場していますがコメントで// => 評価結果と書いている場合があります。 このコメントは、その左辺にある値を評価した結果またはConsole APIで表示した結果を掲載しています。

const total = 42 + 42;
// totalの評価結果は84
total; // => 84
// Console APIの表示結果は"JavaScript"
console.log("JavaScript"); // => "JavaScript"

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